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トランプ詐欺の危機 [マレー半島]

旅行中に危ない目にあうことないの?って聞かれるけど、
基本的にはないって答える。
が、この1回だけは危ないところまで行った。

クアラルンプールで観光をしていたとき、くたびれて信号待ちのときに、
その辺の石段に座ってたわけです。
そしたら、マレーシア人のおっさんが
「こんにちは、日本人の方ですか?」って声をかけてきたんです。
「うっす、日本人っす」って言ったら、よかったらそこでコーヒーでも
飲んで日本の話を聞かせてくれ、と仰ったのです。
むこうの驕りで飲みました、コーヒー

はい、おいしかったです。
「お前は大学生か?なに大学に通っているんだ?」
「○○大っす」
「おお、実はうちの妹が来年そこに留学・・・・・
日本についてアドバイスを・・・・・」

あとはもう、家に連行ですよ。
おれもさ、「うわ、マジでこんなことあるんだー奇遇だなあ」
とか相手の言うこと鵜呑みにしてアホなこと考えててさ。
タクシーに乗って閑静な住宅街に到着ですよ。
「やっぱ日本に留学する人は金持ちだなー」とか思っっちゃてて。

家に言ったら、色っぽい姉ちゃんが出てくるわけです。
「うわ、マジで。金持ちの色っぽいねえちゃんって、これで仲良くなったらおいしいじゃん」
とかもう完全にアホ丸出しの俺。

完全に浮かれてたら、なぜか金歯キラっとしたおっちゃんが現われて、
「トランプで詐欺行為をして金持ちから金を巻き上げて一儲けしないか」って。
ここで初めて気づきました。こりゃあ、やべえな、みたいな。
よく見たら大きな窓という窓には鉄格子してあるし。
この事実に気づいた瞬間、
「やっちまったー、パスポートなくしたら日本大使館だよな、日本大使館ってどこだっけ?」とか、
「今俺いくらもってんだっけ?」とか
「今夜のご飯はなにたべよう」とか、
完全にオーバーヒート。

続きは次回
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