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物乞い列伝① [ベトナム]

物乞いで強烈に思い出したヤツがいるのでもう一発。
たぶん今まで見た中で一番笑った物乞い。

それはタイ/バンコクのBTS Siam駅近くの歩道橋で発見。

なんと西洋人の二人組。カップル。

なにがすごいって、そのカップルの真ん中に帽子が置いてあるんだけど、
男の方が、笛っていうかリコーダーを持って、ピロピロ~って吹いてるの。
でもピロピロ~ってメロディー全く無し!
音程とかも常識はずれ!
ただ単に息吹いて指適当に動かしているだけで完全に小学生の演じるエセ蛇使い状態

更に、女のほうはそんなエセ蛇使いの吹く笛に無理やり合わせて
体をクネクネ動かしてんの!
しかも表情は精一杯狂おしい!!!

見た瞬間に「プッ」ってふきだしたら、
「へ~イ」的な声が向こうからかかり、
エセ蛇使いも女と一緒にクネクネし始め、それを見て笑ったら、
片手を挙げるエセ蛇使い。
指を動かせなくなって、更に破壊される音楽界の常識


若干あげようかどうか迷ったが、人前でこれができる根性あれば大丈夫だろ、
と思ってスルーすることにする。

俺が目の前を通った瞬間、二人とも超笑顔

思えばあの頃、プーケットで津波があった。
津波で持ち金持っていかれた人だったのかなあ・・・・

今頃、あの二人はどこでなにをしているのだろうか・・・・
でも、あの二人ならどこにいても絶対生きていける、絶対大丈夫、マジでそう思う

バクダンアイス [ベトナム]

バクダンアイス=爆弾アイスではない。
ベトナムのホーチミンで大人気?との噂のココナッツアイスクリーム屋さんだ。

何日目かは完全に忘れたが、その噂のバクダンアイスをツレの1人と野郎二人で食べに行った。

・・・が、アイスなんて何の印象もない。
そりゃあ、評判になるくらいだから美味かったのだろうと思うが、印象に残らず。
アイスを食べ終わった後に来た物乞いの印象が強烈でかき消された。

途上国に行くと、乞食というか、物貰いと言うか、ホームレス?というか、なんとも形容できない人たちがいる。
ここでは「物乞い」と統一するが、ベトナムに着てから、何人かそういう人を見ていたが、
このバクダンアイスを食べている時にきた物乞いが強烈だった・・・・

物を運ぶ台車ってあるでしょ。
あれに体を縛りつけ、手で地面をおして移動。
下半身は・・・・ない。
ないっておい。
枯葉材の影響?
とにかく強烈で見ていられなかった。

俺らの食ってるテーブルのそばにきて、じっとたたずむ。
もらえないと分かると、次のテーブルへ・・・・
店内一通り回ると、次の店へ・・・・

こういう強烈系の物乞いは、その後いろいろなところでみたが
一番最初に出会ったのは、このバクダンアイスでだった。


この頃は物乞いに対してはなぜか「絶対あげない」が信条でした。
「1人にあげても世の中変わらないから」とか、理由つけてね。
今は、「余裕のある分だけあげる」に変わりました。
世の中変える前に、目の前の1人がご飯食べられればいいんじゃないか?
と思うようになりました。

夢より現実を見るようになったって事ですかね・・・

ベトナムでの両替 [ベトナム]

ベトナムの通貨は「ドン」。1US$が、確か1万ドンくらいになってたと思う。
(この辺のレートは完全にうろ覚え、かつかなり前のレートです)

この頃は、日本円で両替をするのは難しいと信じ込んでいて、日本円⇒US$に日本で両替していた。
が、ココまでのリサーチの結果、日本円で行った方がレート的にはいいのでは?と思う。
計算したわけではないですが、2回両替で手数料とかとられるよりは・・・・ね。

初日に泊まったホテルで若干両替をしていたが、
朝飯を例のごとくこぎれいなレストランで取ると、手持ちの「ドン」がなくなりかけている。
これにて、3日目の第一任務は、「両替」に決定。span> 両替ってドコでするんだろうか?銀行?とか思いつつ、街を歩く。 すると 「Money changer」 の看板を発見。 たぶんここは両替所だろう。  中に入って(というか、半屋外なのだが・・・)確認すると、やはり両替所。 レートを確認すると、ホテルよりいい。 ここで両替をすることにする。 いきなり全額というのも不安なので、まずはちょっとだけ。 でも、ドンにすると結構な札束になる。 これもガイドブックで得た知識だが、ここでお金をごまかされる事があるらしい。 (結構な札束になるので、枚数を少なく渡される) なんだかんだで友達のガイドブック大活躍。 数える・・・・間違いない。 ごまかされる事はなかった。 大丈夫。お金がなくなったら、ここに両替にくればいい・・・ そう思えるだけで、不安が一つ解消されていく。 無事、任務を終え、一歩外に出るとシクロの客引きがわさわさ寄ってくる。 この頃には大分余裕ができてきて、上半身裸になり日本語で叫ぶ事はなく、 「いらんです」 と普通に言える俺。 わずか2,3日で大分大人になる。 「ナカータ」「ジョー」 俺がシクロに乗らないと分かると、次々に浴びせかけられる日本人サッカー選手の名前 「ナカタ」はまだ日本でプレーしている頃だったが、アジア予選での印象が強かったのだろうか。 既にベトナムで知られていたのはさすがだ。 たぶん、日本についてなんて、これしか知らないのだろうが、こちらとコミュニケーションをとろうとしている。 この頃は、ただ単にこちらの気を引いて、営業活動につなげたいのだろうと思っていたが、 こういうのはその気持ちが2割、純粋にコミュニケーション図るのが8割くらいな気持ちだと思う。 あんまり深く考えてないよ。あいつら。 だから皆さんもあまり心を閉じずに、誰とでも会話をすることをお奨めする。 これは自分に対する反省でもある。 心のドアは常に開けておくこと。 世の中、どんな出会いがドコに落ちているかわからない。 それを拾うも捨てるも自分次第。 あ、この気持ち忘れてたわ俺・・・・・

ベトナムでの朝食コーヒー [ベトナム]

ホーチミンには10日ほど滞在した。

その間に覚えているもので、

・市内市場めぐり
・クチトンネル(ベトナム戦争)
・メコン川下り?
・へんな宗教の総本部(ヤシの実教団)

に行った。

10日間でこれだけか・・・・と思う。


まあ、その辺は次回から書くとして、今回は朝食について。

朝食は、毎朝ベトナムコーヒーと、サンドイッチ。

ベトナムコーヒーは、知っている方も多いと思いますが、
ガラスのコップに作っていく感じです。
こんな感じ。
200px-Viet-coffee.jpg

このベトナムコーヒー、濃いんですよ。
んで、下にコンデンスミルクをバリ入れ。
ガラスのコップの上に金属製のフィルターを載せ、そこに豆をいれ、お湯を注ぐ。

このフィルターの穴が大きくて、ガラスのコップの中に
結局は豆が落ちてしまうというスグレモノ。
たいがい安っぽいアルミで作られていて、アルミ製のヤツは
人体に有毒な何かをちょっとずつコーヒーの中に混ぜてくれるらしい。
(高いやつはステンレスとかもあります。たぶん。確かね)

でもまたこれがいい味出してくれるんだ!
有害物質万歳!

サンドイッチはフランスパン半分と、卵焼きか何か。
以上、という朝食でした。

フランスの植民地関係(ベトナムとかカンボジア)は、フランスパン文化が根付いていて、屋台で食っても結構うまいんですよ、これが。
関西のうどんみたいに。安くてうまい。
(僕は北の出身ですが、初めて関西行って立ち食いうどんでビックリしました)
っていうか東南アジアにフランスパンの屋台があること自体、意外な感じね。


フィルターは買って日本に帰ったけど、あまり使わぬまま、お蔵入り。
やっぱりあの季節、あの場所で、あのメンバーで飲んでたから旨さ倍増っていう感じだっただろうね。
今は、幻の思い出味のスパイスもよく効いて益々旨そうに見えるんだろうな。




2日目以降のホーチミンの宿探し [ベトナム]

バイクの洪水を抜けてファングーラオストリートに到着し、早速ガイドブックで友達が物色していたホテルに向かう。
何だかんだ言って、この友達と、友達の持っているガイドブックがなければ、ここまで大胆な行動は取れなかっただろうな、と思う。
カッコ悪いけど。

んで、とにかく、ホテルに向かう。ホテルと言うか、所謂ゲストハウスの類だ。
 ゲストハウスという言葉になじみがない方も多いと思うが、要するに安宿。  東南アジアでは日本円で150円~1000円位。  こんな安宿にたぶん俺は通算500泊くらいはしてる。  ゲストハウスは150円って書いたけど、それは本当に最低の宿で、汚いの平気な人でないと無理だから。  俺も今は無理。  まあ、宿についてもおいおい書きます

まず向かったのはそこそこ安くて、それなりの設備が付いている、コストパフォーマンスのよさそうなところ。
そこに向かい空き室を聞くが、「フル」。
満室だった・・・・・
どうしようかと思ったところに、宿の兄ちゃんからオファーが。
どうも、姉妹店?が近所にある模様で、そこを見に行く事に。
エアコンつきで1部屋10ドル。部屋をみるがなかなか清潔そうで、悪くない部屋だ。
俺らは5人連れなので、2部屋借りる事にする。
朝食付きで、ベトナムコーヒーと簡単なバゲットサンドが付く。
但しその朝食や金の支払いは本館で。
姉妹店って言うか別館だよな。

ファングーラオには、有名なシンカフェとキムカフェってのがあって、
そこからおんぼろバスでの観光ツアーが出てる。

そのほか、こぎれいなレストランとか、旅行代理店、バーとか、
とにかくダメ旅行者がほしそうなものが全部そろっている。
そんなストリートでした。


宿も自分たちで探して、今夜寝るところを決めた、という事に満足感。
この時点で、1日目にホテルに着いた瞬間に感じた「早く日本帰りてえ」という気持ちは
どっかに消えうせていた。

「渡れない道路を渡れるようになる」
「自分たちで宿を探す」
「物売りを追い払えるようになる」
たったそれだけの事だけど、
「できないことをできるようになっている」自分たちが、
とても心地よかった。

その夜は、ファングーラオのこぎれいな食堂でメシを食いながらビールを飲んだ。
ただ、怖くて夜8時には宿に戻った。
この頃は、ただひたすらに怖かった。

とにかく、拠点を見つけた俺たちは、そこを拠点にベトナム観光を始めたのでした。


ホーチミン2日目 ファングーラオストリートへ! [ベトナム]

詳細は忘れたが、1日目はゆっくりと過ごして終わり。
前日が夜行便だったので、快眠したはず。

そして2日目、まずは宿探しへ。

友達の持つガイドブックによると、ファングーラオと言うところに安宿があるらしい。

遠いのと、みんなさすがに昨日の酷暑の行軍がこたえたものとみえ、
満場一致でバス(というかただのワゴン車)に乗り込む。

これが半端じゃない。めっちゃ乗り込んでくるベトナム人。
1,2,3・・・・
ワゴン車の後ろの部分にですよ、17人乗ってました・・・・
すられるんじゃないかと思ってポケットの中に手を突っ込んで財布握り締めてました。
このビビリっプリが若々しくてよい。


んで、その噂のファングーラオ通りの近くに着いたのか、降ろされる。
だが・・・・周りに外人らしきやつらが全くいない。
地図を見て結局酷暑の行軍を再び実施。
街中の温度計は38度をさしていた。

そして街中にたどり着くと新たな強敵に遭遇する俺たち。
それは、道路横断。
ホーチミンの道路なめんなよ。
今はどうかしらんが、その時、道路に信号なんてなくて、
バイクがもりもり走っている。絶え間なく。まさにバイクの洪水。
右から左からバイクが流れてきて、右側交通なのか左側交通なのかも理解不能な状態。

横断歩道も歩道橋もなし。
歩行者はどうするんだよ・・・と思ってたたずんでいると、
トボトボと歩き始めるベトナム人歩行者。見事に横断。拍手したくなる。
そうか、ああやって渡るのか、、、、、次は俺の番ね、、、、と思い、
覚悟を決めて渡り始める。
意外や意外、結構こっちを見て歩行者に注意してバイクを運転しているようで、
なんとか横断に成功!

これを何度か繰り返し、なんとかファングーラオ通りに到着したのであります。

1泊目の宿へ・・・・ホーチミン [ベトナム]

1泊目の宿だけは予約していた・・・・友達が。

目指すホテルは空港から2~3Km。
まあ歩いていくかという事で上半身裸のまま、一路それっぽい方向へ歩き出す。
・・・すぐに恥ずかしくなり服を着る俺。
・・・興奮した後の冷静に戻る瞬間ってめっちゃ恥ずかしいんだよね・・・・

外人なんか誰も歩いていない道をトボトボとあるく俺ら。

・・・しかし、時は3月。ベトナムでも1年中で一番暑い時期。
ほっかほっかの汗ダク大盛り野郎、がすぐに出来上がった。
良く考えたら2~3kmって結構遠くて、ベトナム人もあるいてねっつーの。
買い物をしようにも両替もまだしていない・・・死ぬ・・・・
と思いながら何とかホテルに到着した俺たち。

こんなに疲れているのにホテル前にたむろする物売りが近寄ってくる。
うぜえ・・・ホテル到着の瞬間には、「もう早く日本に帰りたい・・・」と強く念じ初めていた。

ホテルはたしか20USドルくらいで、今思えばそれなりの設備が付いているホテル。
エアコン/ホットシャワーあり。
このホテルにて若干両替をする。

腹も減ったのでとりあえず、メシを食う事に。
まあ屋台もあるのだが、衛生状態への不安もあるし、何より海外一発目のメシ。
ビビリながらきちんとしたレストランに入る事にする。
近くのレストランを物色。メニューは写真も付いている。これならいける。

写真を頼りに指差し注文。
ものすごく水が飲みたくて、水を注文。
しかし、なかなかサービスのよいレストランで、注文が終わったくらいで冷たいお茶が出てきた。
「これただ?お金かからない?」って何度も念押し、「無料」っていうから思わず飲む。ごくごく飲む。
おかわりもしちゃう。氷もガリガリかじる。でも友達は手をつけていない。なんで・・・・?
「・・・・あ・・・・・俺、氷飲んじゃってる・・・・」

一発目の食事から、「生水はダメ、氷もダメ」っていうガイドブックの掟を早々を破ってしまう俺。
一瞬恐怖するが、飲んでしまったものは仕方がない。
でもこのレストラン人たちがなかなかフレンドリーな感じで、いい人たちで、
この人たちに免じて今後は気にせず生水も飲む事にする。


でもさ、この頃のベトナムって、海外経験のない俺にはかなりの恐怖心。
生水飲んだらコレラになるんじゃないか、とか、
ばい菌に住み着かれて日本でも苦しむんじゃないだろうか、とか、いろいろ心配だったよ。

ある意味、その壁を思いがけずに乗り越えさせてくれたベトナムの暑さ、
タクシーじゃなくて歩きでホテルに向かった運に乾杯ですよ。
あれがあったから、現地での食事という第一関門を何も気にせず乗り越えられたからね。

残念なのは、このレストランで食べた料理が何なのか忘れてしまった事。
「初めて」って記念に写真でもとっときゃよかった。
記念写真って、恥ずかしいけど結構思い出になるのでとる事をお勧めする。


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全てはここから始まった!ホーチミン! [ベトナム]

全てはココから始まったわけです。俺の旅行は。

大学に入り1年目を終え、春休みにさしかかろうとする時に友達が誘ってくれた旅行の計画。
行き先は「ベトナム」。なんだかよく分からないうちに行く事になっている俺。
ガイドブックに頼るのなんてかっこ悪いぜ、とか言って何の下調べもせずに小さなバック一つで成田空港に向かう俺。

ホーチミン。ベトナム南部の都市。初めての異国。
ドキドキしながら飛行機を一歩出ると、早くも体にまとわり付いてくる、東南アジアのねっとりとした空気。いきなり嫌になる。
そう、この辺の3月って言うのは1年中でも一番暑い季節。最悪な時期に来てしまったのだ。

空港を、というか空港内に出た瞬間に来るのはタクシーの客引きの嵐。
最初の3人くらいは穏便に断った。
「No Thank you」って。
でもね、空港でたら、わさわさわさって、すんげえ来るの。客引き。
「俺は町まで10ドル!」
「じゃあ俺は8ドル!」
勝手に値引き合戦始まってる、みたいな。
バッグとか勝手に持っていこうとするしな。

いきなりの暑さと強力な売り込みで早くも頭の中がオーバーヒート気味な俺。
とりあえず上半身の服をガバっと脱ぎ捨て、
「いらねえよ、タクシーなんて。お前らどっかいけやああああ」
と日本語でわめく俺。

タクシー客引きは、見事にドン引き。
周りにいた普通のベトナム人もドン引き。

でも、中身はどうあれ、一回戦に勝利した。
そんな気分で満載な俺だった。


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